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助産師の資格についてくる助産院開業権利

助産師の資格を保有すると、助産院開業権利というものがついてきます。 助産師が活躍するところは、診療所、病院、家庭、保健所、これら以外のサービスの場などがあげられますが、助産院開業権利があることにより自分で産院(助産所)を開くことも可能です。

助産院を開きたい方は、助産師の資格を取れば法律上の権利も手に入ります。 正常な出産を行うために、助産師は自分が主導権を握ってお産を援助します。 「正常な出産」ということを強調するのは、法律的に助産師が薬剤や産科機器を用いることは禁じられているためです。

助産院開業権利を行使して開業したとしても、異常分娩と診断された場合は、医師の補佐の立場からお産を支えることになります。異常分娩とは、帝王切開などが有名です。 助産師外来を設けるクリニックや病院が、徐々に増加しています。

助産師外来とは、妊婦さんの妊娠期から赤ちゃんが誕生したあとまで、全般のケアを受けられるところです。 開業する方は、特に中堅層の助産師が中心です。 病院ではなく自宅や助産院で赤ちゃんを生みたいという妊婦さんが、最近の傾向として増加しているニーズが背景にあります。

平成15年に行われた調査で、助産師の働く場所の割合と人数が公開されています。

一番多いのが病院で働く助産師で、68.7%の17,684名です。
二番目は診療所で働く方で、17.6%の4,534名。
助産所で働く方が、6.2%の1,601名。

これら以外の場所で、看護師学校養成所や社会福祉施設、保健所などに勤める方は、7.4%の1,905名という結果でした。開業する方の割合はまだまだ少ない方かもしれませんが、自宅や助産院での出産を望む妊婦さんにとっては、近所にあるとありがたいのではないでしょうか。

助産師が開業するにあたっての条件を記した「改正医療法第19条」が平成19年より始まったことで、開業をしにくくなったとも言われています。 病院や医師の承諾を受けないと、助産院を発足できないという内容があるためです。

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